第19回クロスレビュー

最終更新日
2006年1月5日

Cross Review

第19回 2005年6月24日
  GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊 攻殻機動隊
STAND ALONE COMPLEX
∀ガンダム
GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 1 ∀ガンダム 1
押井守監督による劇場版「攻殻機動隊」。アメリカでビデオセールス第1位を記録したことも。 神山健治監督によるTVアニメ版「攻殻機動隊」。スカパーPPV放送の後、地上波でも放送。 富野由悠季監督による正統派「ガンダム」。ヒゲのようなデザインが話題に。
  GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊 攻殻機動隊
STAND ALONE COMPLEX
∀ガンダム
大火マサキ
はじめてのレビューです。今回の作品はどれも好きなんで点数高めかも。たわごとも毎日書いてますんでそっちのほうもごひいきに。

初見が中学生の時。全然意味がわからなかった……。その後原作をしっかりと読んだら話がようやくわかった。押井ワールド全開だから人を選ぶというやつですね。映像としての評価は高いはず。話はどうかな……。考えさせられるような気にはなる。あとバトーはロリコンかもしれない。

こっちの攻殻のほうが好き。なんといっても世界観。俺も電脳化したいです。やはりこの映像クオリティで26話も楽しめるのが強みかと。タチコマも可愛いしね。最後のバトーを守るシーンでホロリ……。ちなみに原作ではフチコマ。なんで名前が違うかというと……ゲフゲフ。

これが最後のガンダム。これ以降何を作っても月光蝶で滅びるんですよ。しかしどうしてもMSのデザインで入りづらい。動くと凄くかっこいいんだけど。あと中だるみは仕方ない。これで-2かな。とりあえず富野台詞は最高だと言うことで。御大の声優発掘能力も高いですしね。

Gram
ホームワールド2のマルチ対戦を久し振りに再開してサルの様にやってます。一時期アニメを見たりしましたがまた見なくなりました。

ジャパニメーションの名を世界に轟かせた歴史的な作品。CGを多用した視覚効果は当時としては非常に斬新でコミック版を下敷きにしたシナリオもセンスよく纏められている。川井憲次の音楽も良い雰囲気を醸し出している。押井守の監督作品としては最高傑作。一度は観て損はない。

攻殻のTVシリーズとして恥ずかしくない完成度。短編が結合されて大きな話になるという手法で構成されている。この1期はストーリー、演出共に秀逸で金がかかっているだけに作画もいい。ノリは士郎版と押井版の中間。しかし、タチコマの余計な哲学話には必要性が感じられない。

世界名作劇場みたいなキャラとシド・ミードデザインのMSがこれ程にマッチするとは誰も思わなかったに違いない。ギム・ギンガナム及びコレン・ナンダーという二人の偉大な男を生み出したガンダムの歴史に幕引きをするに相応しい作品。重要なのは見た目ではない、中身だ!

こめまじん
最近飲みすぎで体を壊しています。治りかけのときに撮り貯めしておいたこいこい7を見てたら具合悪くなりました。

まず印象は音楽でしょう。中身よりも耳で見てしまう作品。この作品を見ておかないと他の話がさっぱりわからなくなります。体を電脳化してしまうことの悩みや、それによる記憶とは情報の集まりであり、それが本当の自分であるのかという悩みを取り上げている。

この作品も音楽がすばらしい。この作品は笑い男という今も人気(?)のキャラが出てきた作品。中身は映画よりわかりやすい。最後のタチコマ劇場が印象強すぎてあまり中身は覚えてませんw

ローラがかわいい。シドミードデザインのMSはひたすらかっこいい。というより今までの系統のデザインではないので受け入れがたいかもしれないが純粋にストーリーを楽しむのにはあれが一番いいのである。

Dr.G
とある事情でイタリアに行かされる事に……。そんなこんなで「マリみて 修学旅行編」を読み返してイタリアについて学習中……。お土産は……。

ここでこんな硬い作品ばかりレビューするとは。当時はストーリーがよく分からなかったものの周りがやたらと褒め称えていた印象がある。この手の作品は好みがはっきり分かれるので人に勧めるのは難しいが、アメリカでも話題になったほどの作品だけに軽い話題には使えるかも。

豊富な予算(約8億)と十分な製作時間を使っただけあって、一話一話のクオリティが高い。これくらいのものを作ってほしいものです。設定は2030年だが世の中あと20年くらいでこんなに進歩するのだろうか。原作、映画版とも違うパラレルワールドだが違和感なく楽しめた。

世界名作劇場的なキャラデザで、ひげガンダム。突っ込みどころは多々あるが話と西城秀樹が歌うOP「ターンAターン」はなかなかいい。 MSのかっこ悪さとキャラデザ受け入れられればいろいろ楽しめる(ネタとして)。「かってに改蔵」でも多々ネタにされた異色ガンダム。